陶芸家 山田由起子 個展

【会期】9月23日(金祝)〜10月1日(土) 

12:30-18:00

※ 会期中28日(水)のみ休み

作家在展予定:23日(金祝)




This___が生まれ変わります。



少し広くなった、新しい空間での初の個展は、ずっとずっとこの時を願っていた陶芸作家 山田由起子さんの個展からスタートします。




前回、常設で初めてご紹介した山田由紀子さんの作品。


常に進化していく作品は、目にする度にハッとした刺激をもらいます。


今回は山田さんのThis___での初の個展。前回とはまた違った、さらに進化した山田さんの作品をご覧いただけると思っています。


常にものすごいエネルギーを使い、真摯に制作に向き合っている印象の山田さん。山田さんの手から生まれた作品からは、静かに語りかけるパワーのようなものを感じます。






個展が決まった際に是非制作していただきたいとお願いしたのがシェードランプでした。


いつも山田さんの作品を見ながらずっと想い描いていた照明は、制作にあたって、1つ1つの作品の形状、照明としての美しさ、機能性等、何度も何度もやりとりし、長い月日をかけて完成した作品になります。


山田さんご自身も初めての試みだったそうですが、同じものは一つとしてなく、それぞれが唯一無二の本当に素敵な照明が完成しました。静かな存在感を放つ佇まいは圧巻で、間違いなくお部屋の象徴的な存在となります。


また、照明の他にも花器などの作品も沢山制作いただいております。


作品の詳細等こちらのブログやInstagram等で少しづつご紹介させて頂きます。


ぜひ、新しいThis___の空間で、彼女にしか作れない特別な世界観をお楽しみください!

 


陶芸家 / 山田由起子



ー作家として活動するまでは何をされていたのですか?


インテリアデザイン事務所で総務をしていました。学生時代はまさか自分がものづくりをできるような人と思ってもいなかったので、せめてそれのお手伝いができるようなお仕事につきたいと思い、就職しました。


まだまだインテリアデザインというものが一般化してなくて、デザイン料って何?て言われるような時代、そこは見たこともない世界でした。


美しいものやデザイン、音楽、建築、アート、全部をスポンジみたく吸収しました。こんなにも心が動かされるものが世界にはあるのだと、この時にやっとわたしの両目がはっきり開いたような気がします。


ものごとの追求の仕方や姿勢、ほんとに素晴らしい人たちの中で毎日を過ごし、今のわたしがあると思います。


ー制作の拠点が京都ですが、そこに決められたのは何か理由があるのですか?​​


結婚して京都に住んでいたので、その流れです。


今はずいぶん事情が変わってきていますが、当時は築年数が古い家やお風呂が無い家はとても安く借りれ、改装もわりと自由なので、工房も作りやすかったです。


古い家の風や雨や光の気配の感じ方がとても好きで、わたしにとっての彼らとの距離感がちょうどいいのかなあと思います。

ー作品の強さや作品から感じるパワーと、由起子さん自身のほんわかとした優しい雰囲気とそのギャップに驚かれる方も多いのでは?


自分では全然わかりませんが、たまに言われます。でも親しい人たちには作品のまんまだと言われたりもします。


ー作品の形が本当に印象的で、作品をみるとや山田さんの作品だなと一目でわかります。人の身体や動物の身体にみえるものも多いのですが、インスピレーションを受けるものは何なのでしょうか。またどうやってその形にたどり着くのでしょうか。

日常に自分とともにある自然から影響を受けることが多いです。


音や光や風や湿気、菌類、植物は見た目だけじゃなくて、その生態や関わり合いからも刺激を受けます。全部、人間同士よりも毎日私たちのそばにあるものだけど、ほんとうに知らないことがいっぱいで、おどろきが尽きません。


毎日近所がワンダーランド。かたちはまず、ぽわんと浮かんできます。それをスケッチしながら、文章も書きます。小話だったり単語の羅列だったりします。そうするといろんなことが明確になってきて、カタチにしたくてうずうずします。

ー制作にものすごくエネルギーを使ってらっしゃる印象なのですが、普段の生活とのバランスはどんな感じですか?


夢中になると他が見えなくなってしまうので、制作が中心の生活です。


バランスはどうかな。わからないけど、丸一日いわゆる休暇みたいなのは年に片手もないと思います。それで嫌にならないのだから、休暇があっても制作するのかもしれません。


線引きはとても曖昧な気がします。工房は大好きな場所です。


ただ、こんなわたしのそばにいてくれる人たちにはその存在に感謝しています。大切な人たちです。

ー今回、This___でやりとりさせて頂き、オリジナルではじめて照明を制作いただきましたが、この企画を当初どう思いましたか?また制作をしていく中で何か新たに気づいた事などありますか?


自身でも興味があったことだったので、協力してくれるならやってみたいなあと思いました。


もともと自分の作っていた形にシェードをつけようとしていたのですが、イメージしている内になんか違う気がして、一から考え直しました。やっぱり、植物とともにある形とは違ったのだと思います。


照明の構造についていろいろわからない部分が少しずつ見えてきて、形に制約ができてきたり、ポイントを抑えれば自由がひろがったり、でもやっぱりそれでもわかっていなかったり。他のパーツや、機能をもつものの制作というのは本当に難しかったです。


特にシェードの形とサイズを決めるのに手を焼いて、紙を切って丸めてかざしたり、何回も工房で朝を迎えました。完成して良かった笑。


灯具を担当してくれた大井さんや、手助けしてくださったThis___の石谷さんのおかげです。

ー在店されるのがかなり緊張されているそうですが、This___のお客さまにお伝えしたい事などございますか?


作家活動を始めて、少ししてからコロナだったので、東京で在廊する機会がありませんでした。なので初めてです。在廊はどこでも緊張します!


自由に触ったりしていろいろ好きに想像してみてもらえたら嬉しいです。作品にはテーマのようなものがありますが、それは受け取る人で違ってていいと思います。


物語の伝言ゲームみたいで楽しい。自然と戯れていると、正解みたいなものなんて存在しないんだなと感じます。しなくていいというか、解釈がたくさんあった方が楽しい。美しいも、感動も、悲しいもそれぞれ。何か少しでも心に触れることができれば嬉しいです。



 

◼山田由起子/Yukico Yamada

現在京都市内で制作。

音、光、風、湿気、匂い、感触など目に見えないもの、主に日常にある自然からインスピレーションを得てかたちにしています。 その瞬間に在るもの、そこには不思議がつまっていて、そのなぜなぜ?からささやかな作文が生まれ、作品の形やテクスチャをより明確にしていきます。 かたちを想像して作るという、ある意味人間しか持たない行為、生み出すかたちで、他の自然と戯れることが、私の制作をはじめ思考の源であり夢でもあります。 うつわは、光をまとったり、水を吸ったり、草花や食材の面白さを改めて見せてくれたり、常に人間の直ぐ側で自然の不思議を伝えてくれます。 そのそれぞれの日常に在る、美しく不思議なわくわくの断片と、作品を通し少しでも共演させてもらえれば本望です。

 

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