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WONDER FULL LIFE タペストリー


鹿児島で昔ながらの古代染めをされた色はそれぞれの編み方や表情を見て、それに合った染めの濃度になっていきます。WONDER FULL LIFEの大脇さんが作り出すタペストリーは、モノの原点にかえり、それぞれの作り手と共に必然の出会いと衝動を作品に落とし込まれています。

例えばこちらの作品はONE KILN / 城戸雄介氏の陶器のカケラ。 そちらに漆の宮城壮一郎氏がまた表情を変えてゆきます。 そして真っ白なタペストリーは鹿児島の金井工芸で昔ながらの泥染めをされ、そして染められたものとカケラを大脇さんがまたつなぎ、そして編み足され、また染めに出されます。 それぞれの作り手たちが彼女がこう出してきたらからこうゆう表現にしよう。 彼がこんな色を出してきたから自分はこうしようとそれぞれを尊重しながらもまたさらに深めてゆく作業が続き、そして形作られてゆきます。 いろんな手で作られた作品はいつしかそれが祈りの形のようにも見えると大脇さんはおっしゃっていました。私もこれらを見た時に感じたパワーが不思議とThis___へ連れていかないとと思わせたのです。 大脇さんより ものづくりに関わり、長く生地や糸に携わる仕事をしていく中でずっと気になっていたつくり手の手元にある欠片(かけら)。それは完成されたものを生み出すことで切り取られた跡や役割を終えたもの。生地や糸に限らず、クラフトや民藝、アートの現場にも同じように存在していて。誰かの手の温度が残ったわたしにとっては「宝物」のようにみえてとても魅力的な形でほっとけなかったのだと思います。 ご縁のあるつくり手のもとを訪ねながら ただただ出会って見つけられたことが嬉しくて、目的もなくそれぞれの欠片を少しづつわけてもらって持ち帰って大事に持っていました。 与えられるばかりで自分になにができるのだろうと想いを巡らせる中で〝繋ぐ〟役割をできる場所暮らしの中で誰かのお守りのような存在になれるものがつくり続けられるようになればいいとはじまったのがWONDER FULL LIFEです。 小さなつくり手達の循環 巡り巡って未来へとつながるタペストリーやオブジェにすることで、あたらしい形が生まれ、再び誰かのもとへ届けることができる。また再びあたらしい形を発見しながら生み出していける今をとても幸せに思っています。 大脇千加子 【漆】宮城壮一郎 【染】金井工芸 【陶器】ONE KILN / 城戸雄介

世田谷・松陰神社前駅の商店街にある、 くらしのものとこどものもの、 そしてコーヒーのある小さなお店 This___ ディス 11:00-18:30 closed wed 東京都世田谷区世田谷4-2-15 東急世田谷線「松陰神社前」駅 徒歩1分 4-2-15 Setagaya Setagaya-ku Tokyo HP⇨www.this-is.jp ONLINESHOP⇨www.this-tokyo.com

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