WONDER FULL LIFE ストール



大脇さんはある日インドのジャイプール近郊にある小さな村の倉庫で眠っていたデットストックの美しい布に出会いました。その古い布は現地の方が農業のかたわら手縫いで一針一針作っていたという柄の布と縫い合わせられたとっても美しいもので、40枚程受け取ったその古い布たちを大脇さんの元でまた新しく蘇らせたものになります。 古い布たちは手縫いで処理されているため、1枚1枚を大脇さんたちの手で丁寧に丁寧にかなりの時間をかけて修復されたそうです。
また白色だった布は、奄美大島の金井工芸さんの元で美しい古代染めによって一つ一つ染められています。 その一枚一枚が持つ表情も状態も違う布たちと、手仕事の温度と個性に惹かれ、たくさんの人の手と手、時間と時を巡り暮らしに寄りそうものにかたちづくられてきました。


黄色の色は奄美に自生する福木(ふくぎ)という福をもたらすと言われている木から染められています。



茶色の色は奄美の泥染。1枚1枚と向き合われた色もまた1枚1枚個性があり微妙にお色も違っています。


This___では正方形、長方形の大判タイプ黄色と茶色の染めをご覧頂けます。


以前ご紹介したWONDER FULL LIFEのタペストリーと共に是非店頭でたくさんの手が繋がって完成した作品をご覧ください。
WONDER FULL LIFE 大脇千加子 2005年 Kiticaを立ち上げ、出産を機にキッズブランドcokiticaもスタート。Kiticaの活動休止後の2016年、新たな表現のフェーズとしてWONDER FULL LIFEを始動し創作活動を開始する。以降、手芸・陶芸・金工・テキスタイルなど様々なジャンルのつくり手たちと協働し、個展・グループ展での作品発表と企画制作に取り組む。
繋ぎ手 WONDER FULL LIFE
世田谷・松陰神社前駅の商店街にある、 くらしのものとこどものもの、 そしてコーヒーのある小さなお店 This___ ディス #this___tokyo 東京都世田谷区世田谷4-2-15 03-4500-7257 東急世田谷線「松陰神社前」駅 徒歩1分 4-2-15 Setagaya Setagaya-ku Tokyo