MOBJE(モブジェ)

最終更新: 2023年5月23日

točit ×MOBJE POPUP

店頭展示期間 : 5月12日(金)〜 20日(土)

12:30-18:00 

水・日定休日

※オンライン掲載:5月24日(水)〜5月28日(日)まで

一度見たら忘れないような独特な形と素材感のMOBJE(モブジェ)。

こちらのMOBJEは、文学や芸術の街、広島、尾道を拠点にスタートした老舗帽子製造会社-『藤井製帽』の創業者のお祖父様からの技術を受け継いだ、孫にあたる垣根一允さんが立ち上げたブランドで、デザイナーと帽子の縫製職人と共に幅広いデザインのインテリアアイテムを展開されています。

そのどんなインテリアにも合うオリジナリティーのあるデザインと、日本の技術でしか出せない形状のアイテムは、日本だけではなく海外にもファンの多いブランド。

同時にご紹介する帽子ブランドtočitの垣根千晶さんのお兄さんで、兄妹それぞれで家業の『藤井製帽』の技術を継ぎ、それぞれの発想でブランドを展開されています。

MOBJEのアイテムは帽子の縫製技術を活かし生まれるアートのような造形美のオブジェ。

多様でユニークなMOBJEにしか出せない造形美のアートでありながら、帽子の縫製技術ならではの柔らかさと耐久性と軽さがあり、壊れやすいアートを飾りにくい場所でも、とても気軽に飾って頂けるのも特徴です。

帽子作りに使われる素材や技法を用いて、 素材を縫ったり編んだりする作り手側と、それを手に取り、実際に曲げたり折りたたんだり、お花を飾るなど、アクションするお客さまの両者によって完成される、新しい形のオブジェ。

だた飾るだけでなく、気分によって形を大胆に変えたり、お花やドライを生けて華やかに演出することで、常に新しい気分で手に取ることができます。

どのシリーズがお部屋にぴったりか、ぜひ想像してみてください。


【Lapelシリーズ】

こちらのLapelシリーズはクリップを留める位置や形で多種多様な形状のご自身の好きな形にして頂けます。

中にガラスのシリンダーも入ってますのでボリューム感のある生け方から一輪挿しまで、クリップを効果的に使用することで花に合わせた形状をつくり楽しめる花器です。

2種類の素材のあるLapelシリーズは、張りのあるウォッシャブルタイプと、和紙を素材としたマットなトーンでしっとりとした質感を楽しめる和紙タイプがあります。

生花やドライフラワーとの組み合わせで空間に彩りを与えてくれ、襟を優しく馴染ます様に整えれば、より柔らかで有機的なフォルムが現れてきます。

また、そのままでも、クリップを使って様々な形を創造し楽しませてくれます。

【stripe stripeシリーズ】

こちらは比率の異なるストライプで縫い重ねたインテリアオブジェ。

くねくねと変形させることでストライプのラインの変化を楽しむことができオブジェとして楽しんで頂けます。

3種の比率のモノクロのシリーズに加え、しっとりとした白の和紙と張りのあるシースルー素材の組み合わせた白のワントーンのデザインも新しく加わり、その特徴的な光の受け方次第で内部はうっすらと透過し、軽やかさの中に気配を感じることができます。

ガラスのシリンダーは付属してませんが、ドライフラワーや枝などで花器としてもお楽しみ頂けます。

【NON FLEUR - lilyシリーズ】

こちらのNON FLEUR(ノンフルール)は、とっても柔らかい素材にシワ加工があり、光のあたり方によって優しい表情や彫刻のような力強い表場など、変化を楽しめるインテリアオブジェです。

中は空洞になっているため表情がつけやすく、テキスタイル素材ならではの軽さで、壊れることもありません。

何とも言えない落ち着いたカラーも魅力で、とても大きいサイズもある事から海外のアトリエの広い空間から、小さなサイズは日本の和室まで幅広いどんなインテリアにもなじみます。

細長いボトル状のlilyと盃杯状のpentas、2タイプの形状をご用意しています。

【bibendumシリーズ】

独創的な形状とペーパーのやわらかい質感が特徴の、変形させるインテリアオブジェ。

マットで白いこの素材は80%リサイクルペーパーで構成され、肌触りの良いしっとりとした質感で空間にナチュラルな清潔感を与えてくれます。

ふっくらした丸みやシャープな丸み、異なる丸みのジャバラ形状を基本とし、部分的にアシンメトリーに縫うことで形状にアクセントが生まれ様々な表情を見せてくれます。

上下共に空洞になっている、ジャバラならではの伸縮時の心地良い感触を楽しめます。

単品でも十分に楽しめるbibendum(ビバンダム)ですが、ドライフラワーに合わせて形状を変化させたり、形状に合わせてドライフラワーを合わせたり、様々な楽しみ方が可能です。

This___では、こちらを照明としてご提案してみたいと思っています!


MOBJE 垣根一允

ー藤井製帽の帽子の製法技術を活かし、オブジェやインテリアアートを作ろうというアイデアはどういった経緯から生まれたのでしょうか。
 

 
必ずしも必要でないアートやオブジェだからこそ、少しでもその為の時間や空間の余白を持つことが豊かな生活や心の豊かさに繋がると信じ、インテリアアートブランド「MOBJE」は誕生しました。
 

 
MOBJEは、縫製などの「制作の手」と新たな個性を加える「お客様の手」、2つの手で完成させるインテリアアートであり、素材を感じながら変化させる表情や時間を美しいと思えるような生活を提案しています。


 
また、オブジェを中心にコレクションを発表していく中で、より生活に取り入れていただきやすくするため、MOBJEのコンセプトを体現したうえで、そこに用途を持たせたコレクションも展開するようになり、その代表的なコレクションが「Lapel」のフラワーベースになります。
 


 

 
ー特にLapelはお花との相性がとても素敵なアイテムですね!使用されている素材はどのように選んでいらっしゃいますか。
 

 
帽子ではあたりまえに見えた技術や素材。


 
それらを帽子というフィルターを外してみれば、新しい価値としてアップサイクルできるのではないか?そんな想いでのもとMOBJEは始まりました。


 
washableタイプに使用している素材も、本来帽子素材としては決して適当なものではありませんでしたが、水に強く、カラーバリエーションも豊富な特徴から、花との相性を考慮し選定しております。


 
paperタイプは対照的に、和紙素材の持つ優しさや、メランジュカラーの自然な色合いにより、生花だけではなく、ドライフラワーと合わせていただくのもおすすめしております。
 


 
ー拠点の尾道は、文学や映画、芸術の影響を受けやすい土地なのですね、この土地でのインスピレーションなどものづくりに影響されるものはありますか?
 

 
広島県の特産品であった経木帽子や麦わら帽子の製造技術を習得し、瀬戸内随一の良港として繁栄してきた商いの街「尾道」で創業した祖父が、毎日ミシンを踏んで帽子製造に勤しむ姿を見て育った私にとって、家業である帽子と生まれ育った地元尾道は切っても切り離せない関係です。

外国人も含め多くの観光客で賑わう尾道の中心部にある創業地で自社店舗を営んでいることで、自分たちで製造したものを直接お客様にお届けできる喜びを得られたのと同時に、三代にわたって継承してきた帽子製造技術を発展させ、尾道から世界に向けて発信したいという想いが芽生えるようになったのが、MOBJEプロジェクトを立ち上げるきっかけとなりました。


 
ー藤井製帽、točit、MOBJEとご家族から成り立つプロジェクトですが、お互い影響されるものはありますか?
 

家族経営ならではの悩みや難しい点もありますが、何より互いに言いたいことを言い合える関係は、家族であるからこそだと感じます。

親子間・兄弟間をクロスオーバーしてコミュニケーションするなかで、影響を受け合ったり、意見を求めあったりすることはあります、時には首を突っ込み過ぎたりすることも笑。

製作段階においても然り。

何より、točit もMOBJEもすべての取り組みは、私たちが受け継いできた屋号「藤井製帽」に還るのだということを意識し、そのうえで互いの立ち位置を保持したり離れたりしながら、それぞれのプロジェクトを補完し合う関係でありたいと思っています。


 
ーMOBJEをどのようにお客様に楽しんでいただきたいですか?

MOBJEは、新たな個性を加える「お客様の手」によって完成するインテリアアートです。

今回出展させていただいているMOBJEの各コレクションは必ずしも生活に不可欠なものではございませんが、是非お手に取って変化を加えていただき、そこから生まれる表情やその時間を楽しんでいただければと思います。

そして、皆さまの心と生活にアートスペースをお届けできれば何よりです。
 


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