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「Walk In The Park」


●Walk In The Park「ウォーク・イン・ザ・パーク」(木工作家)

「ウォーク・イン・ザ・パーク」は、韓国からニュージーランドに移り住んだ木工作家のサムとフォトグラファーの妻のジホが手がける木工作品です。ニュージーランドにしかない原生林を使い、自然の力強さと美しさをモダンな形に落とし込んだ作品です。


彼らのアトリエはニュージーランドのオークランドから1時間ほどいった森の中にあります。そこは何十年、時には何百年もの時を経た、ニュージーランドにしか生息しないネイティブツリーたちに囲まれ、エシカルな暮らしとともに彼らは制作をしています。

サムが使う木について…

保護の意識の高いニュージーランドでは、野鳥の生息地を守るため、また何千年と生きてきた固有種を守るために、木の伐採を厳しく禁止しています。そのため、ニュージーランド原生の木を使って制作する彼は、木材を探すところからスタートします。自然と風で倒された木や、廃材、または何十年と川や海に浸っていた木などを使っています。


それらの木は、森の中で動物や虫などが住処として使っていたものだったり、、長い年月、水に浸かって変形や変色したものだったり、何千年、何万年という様々なストーリーを持った木がサムの手に渡り、素晴らしい作品となってよみがえります。


そうやってサムによって集められた木材ですが、自然によって表現された木の欠け、そのもろい美しさを壊さないように削るのには、とてつもない技術とバランス感覚が必要になります。そんな技術のもと、美しくも力強い、唯一無二の作品が生まれています。


中でも大きい作品を作るための大きい木材はどんどん希少になってきているため、今回の作品の中でもサムとしてもできれば手元に置いておきたかった作品があるそうです。



組んで作る作品

サムの作品はまずどんな形で、どんなパーツを組み合わせるかを設計し、描いていきます。一つの木を一つの作品として作るものもあれば、複数のパーツを合わせて一つの作品にしているものもあり、その作り方はただ削ったり、接着したりという方法ではなく、パーツごとに接続できるような形に削り、ピッタリとはまるように組んでいて、建築物の様な珍しい作り方はとても時間と手間のいる作業です。


そのため、継ぎ目のない見た目の美しさや頑丈さが生まれ、複数の時を経た表情の違う木が合わさり一つの作品になっている事が多いです。木自体を滑らかに加工するのにも時間や労力がかかるのですが、そういった彼の手間と技術が作品の魅力でもあります。


アトリエでの制作の様子



サムの作品は、アート作品の様なとてつもない存在感がありながら、日常で使える実用性も兼ね備えています。

全ての仕上げには食用オイルやミツロウ、天然の漆を使用しているので、プレートやボウルに食品を乗せても使用できます。チーズやフルーツ、ケーキなど乗せて、食卓でも楽しめます。


花器も中は漆で塗装されているので、乾かしつつ使っていただけたら、お水も入れてお使いいただけます。

ご自宅で過ごされる時間に、ニュージーランドの自然を感じるサムの作品を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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