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吉川和人、榊麻美 二人展

9月2日(金)〜10日(土)

12:30-18:00

(水・日曜定休日)

This___2nd(This___向かい)


作家在廊日

吉川さん:9月2日(金)、10日(土)

榊さん:9月2日(金)、3日(土)、9日(金)、10日(土)


森や林で出会う自然の木々や植物たち。


表面からはその枝振りや葉や花や実が、そして木々の内側には育ってきた年輪や環境による沢山の表情が,,,


今回の展示では、そんな自然からの恵である「木」を木工作品として手やさまざまな技術で造形される、吉川和人さんの木工作品、そして「植物」を美しく仕立て、鑑賞し、育てる事を楽しむ、榊麻美さんの盆栽。


そんなお二人の作品を同じ空間でご覧頂ける二人展を開催致します。


四季(シデ)、楓(カエデ)、栃(トチ)、楢(ナラ)など多くの種類の「木」を使われ作品にされる吉川さん。同じく榊さんも同じ植物を使った作品が多くあります。


同じ植物がそれぞれ違った作品となり同じ空間にある、、、それも今回の展示ならではだと思います。


是非作品の生きた強さを感じに、ご覧頂けたら嬉しいです。


※吉川和人さんの作品のみ会期終了後にオンラインショップにも掲載予定です。(家具やミラーの受注は店頭のみ)






This___では二度目の展示となる木工作家吉川和人さん。


吉川さんの作品は、生活の中で使いやすいバターナイフやプレートから家具に至るまで、木の生命力を直に感じるような、素材の魅力を最大限生かした作品が多いのが特徴です。


独自の視点で選ばれるという貴重な木材と作品の調和に、ファンの方も多いのではないでしょうか?


展示では、バターナイフやプレートなど、日常でお使い頂ける作品から一点ものの個性的な作品まで、吉川さんの魅力的な作品を実際手に取ってご覧いただけます。


今回のイベントでは、近年の新しい作品として、吉川さんならではの美しい視点と技術で丁寧に創られたテーブルやチェスト、ミラーなどの家具も、実物をご覧いただき受注会も開催致します。


ミラーは、吉川さんがデザインし三重県の額装屋さんの手によって作られたプロダクト。森を保全するプロジェクトの一環で様々な活動を「木」や自然を通してされています。





吉川和人

1976年生まれ 福島県出身

慶応義塾大学商学部卒業後、株式会社カッシーナ・イクスシーにて勤務。在職中に一年間の育児休暇を取得と同時に渡仏。

2012年に同社を退社し、岐阜県立森林文化アカデミーにて木工技術の基礎と日本の森林文化を学ぶ。2017年株式会社ウォールデンウッズを設立。現在は東京と三重のアトリエで制作活動中。




木は朽ちるという美しい可能性を持っています。


それを美しいと感じるのは、われわれ自身も生の盛りを経て、

やがて老いて朽ちていくことを知っているからかもしれません。

緻密な年輪、節や朽ちは、その死んだ木が生き抜いた過去の時間そのものであり、

それは見る人に今ここで生きているという美しい生の瞬間を実感させる力が

あるように思います。

子供の頃に住んでいた家のそばには森があり、

そこでは膨大な数の生死が季節ごとに繰り返されているのを感じながら育ちました。

木は自分の遊び相手であると同時に、樹液には虫が群がり、枝には鳥が巣を作り、

新緑はやがて腐葉土となって森の命を養っていました。

嵐の夜には巨木がゴーゴーと音をたて、布団の中で畏れを抱いた存在でもありました。

わたしにとっての木は、ただの材料としての質量ではなく、

ガサガサした皮や青臭い匂いを持つ、生きものとしての樹のようです。

自分が作るものにもその命の気配や生々しい官能性を映しこめたらと思っています。

 



This___では盆栽の展示やワークショップ、毎年恒例となっているしめ縄飾りがとても人気の榊麻美さん。


榊さんの作られる盆栽は、ご本人が作陶された鉢を使い、その中で力強く、静かに佇む姿がとても印象的で美しい作品です。


四季を感じられる盆栽は、葉を落とし、また春に芽吹くという自然の生業を生活の一部として味わえます。


榊さんからは、いつもとても人気のご自身で制作された陶器の器にしつらえられた盆栽作品の他に、吊るすタイプの新しい作品もお持ち頂く予定です。


また毎回とても人気の盆栽つくりのワークショップも今回開催頂ける予定です。




榊麻美植物研究所

静岡県生まれ。

アパレル業を経て植物の世界へ。

2015年、東京にて榊麻美植物研究所の屋号で活動を開始。

2020年、結婚を機に長野・諏訪に移転。

苗木の生産と育成のほか、盆栽に使う植木鉢も自ら作陶している。



榊麻美植物研究所は

植物と共に暮らし

それぞれの個性を知り学び伝える事

山々や野に生きる身近で素朴な

草木の魅力をうつわの中に写し出す事

植物とのよりよい向き合い方を伝える事


また

植物にまつわる

様々なことを自分なりに落とし込み

少しずつ形にしています


 

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