陶芸作家 秀野真希 SOLO EXHIBITION
- 3月21日
- 読了時間: 6分
更新日:4月3日
NEXT【陶芸作家 秀野真希 SOLO EXHIBITION】 @maki_shuno
▶️店頭会期:3⽉27⽇(金)〜4月4⽇(⼟)
作家在展⽇:3⽉28⽇(⼟)
12:30-18:00 水・⽇休み
▶️同時開催:【mau_aromatique POPUP】@mau_aromatique
▶️Online shop掲載期間:4月11日(土)20時〜19日(日)
春のやわらかな光を感じる季節ですね🌱
季節のはじまりに合わせて、 This___では初めてのご紹介となる陶芸作家 秀野真希さんの個展を開催いたします。
京都府南丹市の山奥の自然の中で暮らし、作陶されている秀野さん。
先日お店にも遊びに来てくださった秀野さんは、とっても穏やかでとてもチャーミングな方。
陶器で作られる作品は、実用的でありながら遊び心を感じさせる器や、やわらかな曲線を描く有機的なオブジェ。
見ていると何かの象徴のように見えたり、そっと見守ってくれるような優しさを感じます。
今回同時開催となるmau の藤嵜舞さんが敬愛する作家でもある秀野さん。
お二人による世界観もぜひお楽しみください。


幼い頃から土に触れて遊んだ記憶、日々の暮らしの中で感じること、世の中に対するささやかな違和感、
そして家族との時間や子育ての中で生まれる感情など、さまざまな思いが秀野さんの作品の背景にあります。
今回の作品たちはまだまだ寒さの強い季節から、冷たい土や水に触れながら、春の展示に向けて一点一点作っていただいたもの。
心の中の風景が、秀野さんならではの視点を通して、やわらかなかたちとなる。
暮らしの中でふと目に入ったときに、少し気持ちがやわらぐ、そんな静かな余白を生み出してくれる作品たちです。
陶芸作家 秀野 真希
2019年に家族とともに京都府南丹市の山間部へ拠点を移し、
家具職人である旦那さまと、3人のお子さんと暮らしながら、自然に囲まれた環境の中で制作を続けている秀野さん。
裏山で遊び、山や水源の手入れをしながら過ごす日々。
人間中心ではない自然がすぐそばにある暮らしは、家族の時間や感情、そして作品のかたちにも静かに影響を与えているといいます。
子どもたちが見つけてくる季節の小さな変化や日々の発見も、制作の感覚の中に自然と溶け込んでいます。


もともと幼い頃から、絵を描いたり、泥だんごを作ったり、雑誌を見ながら服を縫ったりと、手を動かして何かを作ることが好きだった秀野さん。
最初に勤めた会社でつまずいたとき、身近にあったお母様の陶芸教室で粘土に触れたことが、再び「作ること」と向き合うきっかけに。
もともと幼い頃からお母様が陶芸をされており、その技術だったり、身近にあった土や粘土、感覚的にかたちを生み出せるその素材は、自然と自身の感性に馴染んでいったといいます。
また、作家活動の他にも家具職人の旦那さまとショールーム山家夜雨を展開。
古小屋をできる限り自分たちで改修し、この地に伝わる景色"山家夜雨"を受け継ぎ、山と人、地域と人を結ぶ試みをしていきます。
そこでは秀野さんの作品をご覧いただける他、旦那さまの家具作品も展示されています。
オブジェについて
オブジェ作品は、使うことを前提としていないからこそ、意味や理由といった概念から少し離れ、
より自由な感覚で素材を選び、形を探っていくことができます。
制作には陶土をベースに、その時に作りたいかたちに合わせて、各地の原土や石の粒、砂、砕いた骨など、さまざまな素材が組み合わされ、それぞれの素材が持つ質感や色合いが重なり合い、ひとつのかたちへと静かにまとまっていきます。
そのインスピレーションの源は、身の回りにある自然の欠片たち。
道ばたに転がる石や土、風雨にさらされた木の表情。ときには、摩耗したプラスチック片や無機質な梱包材の質感にふと心を掴まれることもあるそう。
日々の隙間時間にスケッチを描き留めて、走り描きのような小さな線の集まりでも、後から見返すと、その時に自分が何を感じ、何を考えていたのかがぼんやりと浮かび上がってくる。
そこから新しい気づきが生まれ、立体のかたちが少しずつ立ち上がっていくそうです。
人に見せるためではなく、自分のために描き留めるスケッチは、どこか日記のような存在。
想いが見えすぎると重たいと感じてしまうので、明確な何かを込めようとはしていないという秀野さんですが
完成したオブジェは、その私的な日記を編集し、誰かにそっと手渡す小さなエッセイのようなものなのかも、と。
器について
器とオブジェでは作っている時の時間感覚が一番違うなと思います。
オブジェは過集中状態だったり終わりを決めることも難しかったりしますが、
器作りは途中でも区切りやすいです。
器のインスピレーション元としては、SyuRo時代に多く触れたプロダクト製品の良さみたいのものからの影響と、
一生活者でもある自分の視点がベースにあると思います。
そこに自分の造形感覚を織り交ぜた結果いまの形になっていると思います。
作家さんの器は、取り扱いに注意が必要なものも多い中、
秀野さんの器は電子レンジや食洗機も使えるので、日常の生活にも取り入れやすい嬉しいポイントです。
今回、久しぶりに復刻して作られたという、黒い土を使った器も登場そしており、
This___の空間に合わせて揃えて良いただいた器も圧巻です。
どの作品も愛おしさを感じさせながら、空間に置くとすっと馴染み、小さな彫刻のような存在感を放ちます。
ぜひこの機会に秀野さんの世界観をゆっくりとご覧ください。
●プロフィール
秀野真希
1986年 埼玉県出身。
多摩美術大学工芸学科ガラスプログラム卒業。
アパレル会社でのVMD業を経て、2010年頃からは台東区のインテリアショップ兼デザイン事務所SyuRoにて、ものづくりの背景を学びながら陶土による自主制作を始める。
2019年、家族と共に京都府南丹市の山間部に活動の拠点を移す。
【Maki Shuno SOLO EXHIBITION】
Maki Shuno creates her work while living with her family in the nature-rich mountains of Nantan, Kyoto.
Inspired by things that quietly capture her attention—from natural forms to the subtle textures found in everyday life—she intuitively shapes them into objects.Her sculptural pieces, born from a sketch-like sensibility, feel open and free.
They are somehow a little like living creatures—slightly humorous, gentle, and quietly present.
In contrast, her vessels have a calm and simple presence.Practical and understated, they naturally blend into everyday life.
All works will be available for purchase during the exhibition.We hope you will take your time to encounter each piece and enjoy them at your own pace.
世田谷・松陰神社前駅
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