「 éphēlis 」SOLO EXHIBITION

最終更新: 2022年12月6日

【会期】12月16日(金)〜24日(土) 

    水日休み

    12:30-18:00

【場所】This___2nd(This___店舗真向かい)

昨年This___で初めて開催させて頂いた「éphēlis(エフェリス)」の個展を、2022年のThis___の締めくくりとなる大切な展示イベントとして開催いたします。

昨年の個展の様子はこちら

éphēlis」は香港で制作活動を行う陶芸家、クウィーニー・チャン(Queenie Chan)が2018年にスタジオを構え立ち上げたブランド。

美しい身体のような、自然物のような、その有機的な曲線がなんとも美しい彼女の作品は、とてもユニークでありながら、抜群の美しさと存在感を放ちます。

ロンドンで学び、パリのクリスチャンディオールでもデザイナーとして活躍していたという経歴も陶芸家としてめずらしい経歴ではないでしょうか。そういった彼女のグローバルな経験も、ほかにはないその独特な表現につながっているように思います。

「例えコンプレックスがあったとしても、自分自身を丸ごと認めて愛してあげてください。

それが本当の美しさを発見する方法です。」
 

彼女が昨年、日本の皆様へくれた言葉。

この言葉はéphēlisの作品そのものをよく表しています。


 
女性の心と体に対する賛美を表している彼女の作品は、艶やかで緩やかな曲線を持ったものが多く、思わず触って愛でたくなる作品ばかり。

éphēlisとはギリシャ語で「そばかす」という意味。

幼少期から自身の「そばかす」ががコンプレックスだったと話してくれたQueenie。

生まれ育った香港ではあまり「そばかす」のことを良く言われることが無かったそうなのですが、ヨーロッパで出会った友人たちにはその「そばかす」が「チャーミングで愛おしい」と言われたそう。

その出来事が「本当の美しさってなんだろう?」と彼女が考えるきっかけになったと言います。

「欠点と思っている点も美しく、それを受け入れることを表している」という彼女の作品。

そんな姿勢に共感した多くの女性が昨年This ___に訪れました。

その魅力的な佇まいに、ファンになった方も多いのではないでしょうか。

今回の個展でもThis___だけの特別なデザインを沢山作って頂きました!

This___だけで見る事ができる特別な作品は、ゴブレット、キャンドルスタンド、ピッチャーなど、彼女と相談しながら、特別オーダーで製作していただいています。

※éphēlisの全ての作品はアートピースとしてご覧ください。食品を入れる用途ではございません。

※éphēlisの作品に関しますことはThis ___のインスタグラムでお問い合わせいただくかthis@15design.jp までご連絡ください。

作家本人にお問い合わせすることはお控えください。

●This ___別注 ゴブレット・キャンドルスタンド

ゴブレットが大好きな当店のスタッフ。ぜひ彼女が作るゴブレットが見てみたいという強い要望がありました。


 
聞くと「ゴブレットはずっと製作したいと思っていたので初めての試み」だと言います。
 

「踊っているかのような(酔っ払っているかのような!?)」と彼女がいうフォルムがなんともユニーク。

キャンドルスタンドもちょうどクリスマスムードを高めてくれそうな佇まいです。
 

●This___別注ピッチャー

昨年も展示の象徴となったThis ___の別注ピッチャー。

彼女の作品には手を添えやすいように、「おへそ」のような小さなくぼみがついているものが多く、このピッチャーにもそれが見られます。

片手はジャグのハンドルに添えて、もう一つの手はピッチャーの本体を包み込むように「おへそ」に親指を乗せてもらう、そんなイメージで製作されたそう。


 

●HOLDING STONE

滑らかに手のひらにフィットするHOLDING STONEコレクション。

石を持った時のように、なんだか心が静まり落ち着くような、愛でたくなるような、そんなフォルムが美しいコレクションです。

今年は従来の大きさよりも一回り大きいHOLDING STONEもご用意しました。

名前の通り、貝のような形をした代表作のオイスターや、石のようなフォルムのお香立て、アルファベットを模したマグカップなどがございます。


interview


今回お願いしたゴブレットとキャンドルホルダーはすごく躍動的なイメージで、私たちも大好きです!

どういったところからアイデアは生まれましたか?

ゴブレットは作りたい衝動がいつも頭の中にあったの。作るチャンスが欲しい!って思ってたからお話が来た時とても嬉しかった。

私は家族や親しい友人たちと集まるのが大好きで、楽しい時間を過ごす時にこんな楽しげで優美な雰囲気のゴブレットがあったらいいな、と思いデザインしました。

今年一年はどんな年でしたか?

スタジオをお引っ越したり、パリのショールームに訪れたりしていましたね。何か心境の変化はありますか。
 

実を言うと、今年はキツイ一年だったの。家族のケアをしながら膨大な量の仕事に追われて、精神的にもしんどい時が多かった。

だけど、沢山の友人や、éphēlisを買ってくださるお客様から大きな愛情とサポートをもらって、それにとても救われた。


 
大変な状況だけど、私と同じような辛い気持ちを抱えている人の気持ちに寄り添って、その方達の魂の声を聞いて製作を続けるべきだって気付かされました。


 
愛している人と過ごす人生の素晴らしさを改めて気づかせてあげられるような作品作りをこれからもしたいと思っています。

姉妹で訪れたパリへの旅も私の今年の一年に影響を与えたわ。

2018年以来一度も訪れていなかったから、街は様変わりしていた。だけど友人との関係は全く変わっていなかった。

コロナでなかなか人と会うのも難しい時代が訪れたけど、心を尽くして繋がる努力をしていれば絆はいつもそこにあるわね。

もし日本に来る機会があったら、どこに行きたいですか?

直島に行って杉本博司さんのギャラリーにすごく行きたいわ!

古い友人に会ったり、美味しい日本食が食べたい!


 
昨年はéphēlisのコンセプトに共感した若い女性が大勢This ___に訪れました。

改めてThis ___のお客様へメッセージをお願いします!

愛しているひとを大切にするということは、間違いなくあなた自身を大切にすることと同じ。


 
もし悲しい出来事があなたを襲ったとしてもどうか打ちのめされず、自分を見失わないで。


 
もしネガティブな感情に飲み込まれそうになっても、「ああ、来たな、一時的なものよね」って受け流しましょうね。
 

éphēlisの作品は全て彼女が用意してくれた特別なパッケージに包まれています。

ロゴのシーリングや包まれた布など細部まで彼女のその美しさへの想いが伝わってくるパッケージになりますので、ギフトにもとてもおすすめの作品です。


éphēlis(エフェリス)は、クウィーニー・チャン(Queenie Chan)が2018年に香港でスタジオを構えて立ち上げました。

クウィーニーは2014年にセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)でファッションニットウェアの学⼠号を取得。「ディオール(DIOR)」のニットデザイナーを務めた経歴を持ちます。


éphēlis 2nd Exhibition

Dates: Dec.16th Fri- 24th.Sat

12:30-18:00

Place: This___2nd

4-2-15 Setagaya Setagaya-ku Tokyo

phone 03-6379-4620

※Wednesday and Sunday are closed during this term.

Queenie Chan is a ceramic artist based in Hong Kong. Before turning her focus solely onto ceramics, Queenie completed a BA degree in Fashion Knitwear at Central Saint Martins, London in 2014. The degree landed her a role as Fashion Designer at the Couture House - Christian Dior in Paris, shortly after she graduated. Queenie started developing her personal practice with clay following her return from Europe in 2017 and has started her ceramic studio as a personal project to underline the complex she has towards her body while questioning conventional standards of beauty.


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